三段峡　散策コース〔時間別〕

太田川上流域の柴木川沿いにある全長16キロにおよぶ長大な峡谷は、手付かずの自然がありのまま存在し、語り尽くせない時の流れが潜んでいます。

春、夏、秋という3つのハイキングシーズン全てにおける豊かな自然の姿を肌で感じられる「三段峡」。

広島市からバスに乗ってわずか75分で行ける三段峡は唯一無二の特別な場所で、五感全てを使って自然にどっぷりと浸ることができる場所です。

「少しでも三段峡に行ってみたい」
「時間がないけど峡谷感を味わいたい」
「あまり歩けない両親を連れて行きたい」

などの方におススメなのが、片道10分程度で「姉妹滝・竜ノ口」まで行くぷらっと散策ミニミニコース。

これだけでも十分に峡谷感を感じることができます。峡谷内で一番長い淵「長淵」も美しい。

山の中腹から流れ落ちる滝。山水画のような風趣を漂わせ、そのしなやかさは峡内一。運が良ければここに虹が現れる。

竜ノ口では穏やかな川の流れが荒々しくて激しい急流に変わる、その音の変化を意識してほしい。

「三段峡感をもっと味わいたい」
「デートでマイナスイオンを感じたい」
「峡谷の景色や雰囲気を感じたい」

などの方におススメなのが、片道30分程度で「石樋」まで行くぷらっと散策ミニコース。しっかりと峡谷感や三段峡の景色を堪能できます。

不思議な色の滝「赤滝」の謎や峡谷の歴史を感じながら澄んだ空気を感じてみてください。愛を誓い合うにも最適♪

流紋岩の河床が200mにわたって水路のように続いている。

石樋の遊歩道は岩棚を通っており、岩棚はかつての岩石河床でその先端部には滝がかかっていたと考えられ、その後、二段滝と同じように滝の後退現象によって、石樋状の流路が出来た。

まさに三段峡の生い立ちの一部を知ることが出来る場所。

パンフレットやWEBサイトでも良く目にする場所「黒淵」。

清流の中に切る立つ絶壁と原生林はまるで別の世界に行ったかのよう。時間の流れがいつもと違う雰囲気を味わいたい方や初めて三段峡に行くという方におススメ。

峡内唯一の食事処「黒淵荘」でゆったり過ごす時間は非日常の世界。

切り立った絶壁と原生林、エメラルドグリーンの神秘的な景色を感じることができる

渡船（大人－往復500円 片道300円／小人－往復400円 片道250円）もあり、渡ったところに茶店もあります。（三段峡正面口から2.9km 徒歩50分）。