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三段峡見どころスポット

国の特別名勝『三段峡(西中国山地国定公園内)』 三段峡は、日本でも有数の渓谷美を誇る安芸太田町の宝です。 1953年に国の特別名勝に指定、1969年には周辺の山岳と共に西中国山地国定公園に指定されました。
近年では広島県で初のセラピーコースにも認定されました。また、世界遺産「宮島」や「原爆ドーム」に続き、ブルーガイドで三ツ星評価をいただき、海外からも多くの方が訪れています。

五大壮観

景観の国宝といえる特別名勝の「五大壮観」

三段峡内には多くの絶景がありますが、中でも美しい黒淵・猿飛・二段滝・三段滝・三ツ滝5つのスポットを「五大壮観(規模が大きくて素晴らしい眺め)」と言います。

黒淵 黒淵は100mにおよぶ絶壁に囲まれ、エメラルドグリーンの水面が神秘的です。黒淵渡舟が利用でき峡内唯一の飲食店黒淵荘までいくことができ、絶景を眺めながら食事をすることができます。

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猿飛 猿飛は、切り立った断崖の上を猿が飛び交ったことに由来し渡舟でおおよそ30mほど澄み切った淵をのぼると静寂から大きな音が徐々に近くなる。それが秘境の滝「二段滝」。この場所に通ると別世界にいくような感覚になれる不思議な場所。

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二段滝 二段滝は、猿飛渡舟で渡らないと見ることのできない幻の滝です。渡舟が猿飛を抜けると空間は広がり、一転、轟音が響き渡る二段滝へ変わります。上段の岩盤が剥がれ落ち、今は一段となっています。熊南方と斎藤露翠が三段峡を世に出すことを誓った場所でもあります。

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三段滝 三段滝は、峡内のみどころのひとつで周囲は全長130mに渡って断崖が連なり、その中の3段になった滝が轟音を響かせている。雄大な三段滝を一望するために先人が作った展望台も見事です。


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三ツ滝 三ツ滝は、八幡川(柴木川)峡谷最上流の景勝です。三段曲り三段の滝が広大な深淵に落ち込んでいます。三段滝と雌雄を分け、こちらは優雅な女性らしさがあります。


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見どころスポット


三段峡正面入口から三ツ滝までにある見所スポットを順にご紹介しています。
三段峡正面入口(旧可部線三段峡駅) かつて電車の終点(可部駅~三段峡駅)だった場所です。今でもその名残は残り鉄道ファンには人気。現在はバス路線があり終点となります。三段峡入口周辺には、お食事処、お土産屋、宿泊施設(温泉)などもあります。無料WiFiもあり。入口周辺には、約500台収容駐車場有(有料)
熊南方の碑(くまなんぽうのひ) 三段峡を世に送り出した熊南方の顕彰碑。1969年に可部線が延伸(2003年に廃止)された際、戸河内駅前に建立され、その後現在の位置に移設された。
長淵(ながぶち) 三段峡の入り口すぐの玄関口ともいえる第一景。長さ約100m続く峡内で一番長い淵。夏には川辺で泳ぐことやカヤックもでき、家族連れにも人気のあるスポット。
ポットホール 岩のくぼみに石が入り、流水によって回転し穴があく現象です。ここにあるホールは深さ1.8m、人間がすっぽり入る深さがあります。
姉妹滝(しまいだき) 対岸の竜谷川の末端、竜ノ口の淵に落ち込む滝。水量が変化すると流れが二本になったり三本に分かれたりする。晴れた日には虹がかかることもある。
竜ノ口(たつのくち) 両岸が挟まり、激流が竜のようにうねりながら淵に噴出する。優美な姉妹滝と好対照をなす。春にはヤマザクラやヤブツバキが色を添える。淵に石を投げると黒雲がおこり雨が降るとの伝承がある。芸藩通志に載る古くからの名勝。
赤滝(あかだき) 赤レンガを積み重ねたような階段状の岩にかかる滝。色鮮やかな赤みはタンスイベニマダラが付着しているため。すぐ上で水が湧いていて、水量が一定している。
女夫淵(みょうとぶち) 夫婦ではなく、女夫と書いて「みょうと」と読む。大小二つの淵が並んだ姿からこの名前がついたとされている。かつては峡内有数の難所でだったそう。
石樋(いしどい) 流紋岩の河床が200mにわたって水路のように続く。石樋の遊歩道は岩棚を通っており、岩棚はかつての岩石河床でその先端部には滝がかかっていたと考えられ、その後、二段滝と同じように滝の後退現象によって、石樋状の流路が出来た。まさに三段峡の生い立ちの一部を知ることが出来る。
塔岩(とういわ) 高さ100m。文字通り塔のようにそそり立つ岩山で、懸崖に茂る老松や緑の樹々が風雅な趣を漂わせています。日本画家の児玉希望が三段峡を描いたうちの一景。
ぐるの瀬 川床に大小無数の岩が横たわり、水はその間を蛇行しながら流れています。
                  
天狗岩(てんぐいわ) 花崗岩が板状岩となって露出した大岩壁で、ところどころに見える緑樹が妙を添えます。
黒淵(くろぶち) 黒淵は100mにおよぶ絶壁に囲まれ、エメラルドグリーンの水面が神秘的です。黒淵渡舟が利用でき峡内唯一の飲食店黒淵荘までいくことができ、絶景を眺めながら食事をすることができます。
雄滝(おだき) 凹凸の形から、下流側の細長い方が雄滝と呼ばれている。壁のように岩にかかっている幅広の滝です。
     
雌滝(めだき) 凹凸の形から、幅の広い方が雌滝と呼ばれ、ふもとの青草の中を縫っています。樹木の間から流れ落ちる細い滝。
                  
仏岩(ほとけいわ) 山から孤立した円錐形の岩山。三角の頂点に1本の岩松が長く伸び、背景と見事な調和を見せています。名称の由来は不明だが、昔、この岩から鉦(かね)の音が聞こえてきたという伝承がある。
天然石のベンチ 峡内には天然石のベンチがいくつもある。大正時代の探勝路の設計書にすでにあり、当時からのものだと思われる。見晴らしの良い場所に設置されている。
蛇杉橋・南方橋
(じゃすぎばし・なんぽうばし)
下流側が蛇杉橋、上流側が南方橋で、1988年豪雨の「岩屑なだれ」によって左岸の探勝路が寸断され、なお崩落の危険があったため、対岸に道を通すため設けられた吊り橋である。三段峡に新たな展望視点を加えた。蛇杉橋の名は、かつてあった奇形のスギに由来し、南方橋は熊南方からの命名である。
   
大淵(おおぶち) 淵を囲む岩容が女夫淵によく似ているが、晴れた日に女夫淵がエメラルドグリーンなのに比べて、ブルーに見えることが多い。静寂の趣きがあり、新緑も紅葉も美しい場所である。屋根付きの休憩所がある。
   
王城(おうじょう) 大淵を過ぎると、道はだんだん川から離れる。今は消えているが、昔の地図にはこのあたりの稜線に向かって山道(岩場)が延び、王城という景勝に登ることができた。天然の大庭園と評され、王城が舞台の民話も残る。
耶源(やげん) 一大絶壁で、V字にえぐれた形が薬の薬研(やげん)に似ているのに由来する。流水の勢いと相まって山水画の世界。
水梨駐車場 深入山の麓から山道を降りた場所にある駐車場です。三段滝や猿飛・二段滝を散策する時や、黒淵への散策時に利用される。駐車場にはお手洗いや無料WiFiもある。約200台を収容できる有料の駐車場がある。(大型バス、中型バスは駐車できません)
葦が原(よしがはら) 峡内には珍しい広々とした平地が大きく空を見せる。1931年近代的な設備の旅館「羽田山荘」が開業し、多くの人でにぎわった。48年に「三段荘」として再建された。近年まで食堂営業があったが現在はない。
二段滝(にだんだき) 二段滝は、猿飛渡舟で渡らないと見ることのできない幻の滝です。渡舟が猿飛を抜けると空間は広がり、一転、轟音が響き渡る二段滝へ変わります。上段の岩盤が剥がれ落ち、今は一段となっています。熊南方と斎藤露翠が三段峡を世に出すことを誓った場所でもあります。
鵜の子(うのこ) 二段滝や猿飛の上流とは思えない小宇宙の世界を創りだしています。
槙ヶ瀬(まきがせ) 巨石が多いエリアが長く続く。これと同じく、熊南方は最下流の淵から上流を見た構図を写真に残す。日本庭園に通じる美意識が感じられる。
   
三段滝(さんだんだき) 三段滝は、峡内のみどころのひとつで周囲は全長130mに渡って断崖が連なり、その中の3段になった滝が轟音を響かせている。雄大な三段滝を一望するために先人が作った展望台も見事です。
餅ノ木(もちのき) 名勝区域に挟まれた、峡内で唯一の集落。かつては数十の戸数があったが、今はほとんど住む人はいない。1917年、熊南方は餅ノ木の枡見府市の案内で、初めて三段滝を撮影した。枡見家は民宿を営み、多くの探勝者が足を休めた。
竜門(りゅうもん) 狭まった両岸が同じように傾斜して鮮やかな節理を示し、噴出した水が岩間を通る。大正時代に勝指定調査のために来峡した漢学者、国府犀東が名付けたとされる。元は「ハンガイ淵」といった。
三ツ滝(みつだき) 三ツ滝は、八幡川(柴木川)峡谷最上流の景勝です。三段曲り三段の滝が広大な深淵に落ち込んでいます。三段滝と雌雄を分け、こちらは優雅な女性らしさがあります。

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