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天然の明かりを灯す「ホタル」~初めての方でも安心して観賞できるスポット

みなさん、初夏の風物詩といえば何を思い浮かべますか?

自然豊かな安芸太田町では、毎年この時期になると闇夜を美しい天然の明かりで灯してくれるホタルに出逢うことができます。 毎年見るたびに、電気のない時代には本当に貴重な灯りだったんだろうなと感じさせてもらえます。


安芸太田町に住んでいる地元の方々のホタルとの出逢い方も少しだけ。
地元の方がホタルを見に行くことは、多くはありません。散歩をしていたり、車で運転をしている時に見かけて「あそこ、飛びょ~たで(※飛んでたよという意味です)」と日常の中にホタルがあります。

住む場所によって見方が違うのも面白いですね。

ホタルは水がきれいな川辺にしか生息できないことをご存知の方は多いかと思います。全国的にそういった場所が少なくなっていることは残念ですね。

源流域の水は、下の石が見えるほど透明度が高くきれい

広島県の北西部に位置する安芸太田町は、広島県の川「太田川の源流域」ということもあり水がとてもきれいなので、現在でも美しいホタルの姿を様々な場所で見ることができます。

今回は、安全にたくさんのホタルの光に出逢える可能性の高い場所や出逢いやすい時期や見頃、見る際のポイントなどをご紹介させていただきます。、記事内の後半にはこちらを読んだ方だけにお伝えする情報もあります。 令和元年となる2019年、ぜひホタルとの時間もお楽しみくださいね。

日本に生息するホタルは40種類以上もいる!?

みなさんは「ホタル」について知っていることはありますか?

ホタルの種類は世界で約2000種類を超えると言われています。日本国内で見ることができるのは約40種類程度です。

日本で知られている代表的なホタルは、「ゲンジホタル」「ヘイケボタル」「ヒメボタル」の3種類です。この3つは聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?この他にもたくさんいるということなんですね。中には幼虫の時に光るホタルもいるそうです。

日本国内でも北から南と気温や自然の表情が違うので、これだけ種類がいるのも当たり前といえば当たり前なのかもしれません。

安芸太田町で出会えるホタルは主に2種類です。日本で一番有名なホタル「ゲンジボタル」と「ヒメボタル」です。ヒメボタルは名古屋城外堀で見られることでも有名ですね。このゲンジボタルとヒメホタルの違いはご存知ですか?

ゲンジボタル(源氏蛍)

日本で最も親しまれているホタルは「ゲンジボタル」

安芸太田町の川辺で見られるホタルの多くは、このゲンジボタルです。

幼虫の頃は水の中で生活をします。きれいな水の中に生息するカワニナという貝を食べて大きくなります。体の大きさは、オスが15mmメスが20mmほどです。メスの方が大きいんですね。メスの中には30mmほどにもなる大きいホタルもいるそうです。

ゲンジボタルの特徴は、ホタルの中で一番といっていいほどの光の強さです。光る間隔も長く美しい光を放ちます。では、ヒメボタルも見てみましょう。ファンの方が多いホタルですね。

ヒメボタル(姫蛍)

森の中にいるホタル「ヒメボタル」、小さくてかわいらしいです。

森のホタルともいわれるヒメボタル。まず、名前がとてもかわいいです。

ゲンジボタルとは違い幼虫の時から陸上で育ちます。体の大きさは、オスが9mm、メスが7.5mm程度と体が小さいです。ゲンジボタルよりは小柄です。

また光り方についてもゲンジボタルとは異なります。

ヒメボタルは、光る間隔が短くカメラのフラッシュのように光をリズミカルに放ちます。山の木々が光るように見える光景はつい見入ってしまいます。

たくさんのホタルが光り輝く瞬間に出逢うには?

せっかくホタルを見に行くのであれば、数多くのホタルが光輝いている日に行きたいですよね。その瞬間に出逢うためにはホタルが出る時期や飛ぶ条件などを知っておく必要があります。

ホタルシーズンになるとこんな問い合わせをよく頂きます。

「ホタルはいつが一番飛びますか?」

お気持ちは十分に分かりますが、我々はホタルではありません。自然の様々な条件によってホタル自身が「今だ!」と思った瞬間に飛んでいるのかと思います。

今年もできる限り情報収集を行ったり、現地を見に行き、皆様に見頃の瞬間をお伝えできるように尽力していきます。

それでは、ホタルに出会える確率を上げるために抑えておきたいポイントを確認しておきましょう。

ホタルと出逢うためのポイント

  • 湿度が高く、蒸し暑い日
  • 月明かりが少ない日(この時期は梅雨もかぶるので曇り空の日が多いです。)
  • 風が強くない日
  • 出来れば平日がおススメ(土日は人気のスポットは混雑する場合が多いです。)

こういったポイントを押さえておけば、出会える可能性は高くなります。

あきおおたから編集部が選ぶ「ホタルスポット」

まずは、正直な話をさせていただきます。
時期を選べばホタルはどこにでもいるのが安芸太田町です。今回もスポットを選ぶ際に「どこでもみれるんだけどな~」と編集チームで悩みました。

そして、悩みぬいた結果としてこういったポイントのスポットをご紹介しようと決めました。

それは、初めての方でも安心してホタル観賞できるスポットです。駐車場やトイレなどが近くにあり、足元も比較的良いスポットとなります。それでは、ホタルの名所でもある各スポットを見ていきましょう。

①滝山川(加計-鬼後 ) :ゲンジボタル

あたり一面がホタルの光で照らされる光景は見る人を魅了します。

安芸太田町の中で最もホタルが乱舞する場所で人気の高いスポットです。温井ダム下を流れる滝山川エリアです。あたり一面がホタルの光で照らされる光景は見る人を魅了します。 このスポット周辺には公園や景色の良いスポットもあります。サイクリングや昼食などを食べて遊んで、暗くなったらホタルを見に行くという過ごし方もおススメです。

時期目安:6月上旬~6月下旬 

※駐車場あり
※公衆トイレはありますが、現在故障中です。(追記2019年6月6日)
※ピーク時は駐車場が混雑することもあります。

川・森・文化交流センターから浜田・温井ダムへ向かい始めてすぐの交差点を川沿いに進み、ダム直下に向かってください。

GoogleMAPだと、「ダム下駐車場」とセットすれば大丈夫です。
滝山川通り沿いに車を停めて見ている方もいるので、運転にもご注意ください。

② 龍頭峡森林館周辺 三谷川一帯:ゲンジボタル

龍頭峡流域の、三谷川一帯で、観ることができます。
龍頭峡エリアにはキャンプやBBQなどを楽しめるスポットもありますよ。

時期目安:6月上旬~6月下旬

※駐車場あり
※夜間のトイレは道の駅来夢とごうちとなります>

③特別名勝 三段峡 正面口周辺:ゲンジボタル

特別名勝で見るホタルは風情もあり良い時間を過ごせます。三段峡正面口入口に位置する長淵の橋の上。美しい峡谷を彩るホタルの光は幻想的です。

三段峡を散策したり、カヤックやSUPなどのウォーターアクティビティをしてゆったりと夜を待つという過ごし方もおススメです。

時期目安:6月下旬~7月中旬

※駐車場あり<有料>
※公衆トイレも駐車場付近にあります。

暗いので峡内には、進入しないでください。

④「深名水」汲み場一帯:ヒメボタル

深入山の近隣のスポットです。山の中で独特の光を放つヒメボタルはどこで見られるか探す方も多いほど。まだヒメボタルと会ったことのない方は必見です。

深入山の登山やトレッキング、近隣施設で温泉やお食事をした後に立ち寄ってみるということも可能な場所です。またこのシーズンはアジサイも綺麗に咲き誇っています。

時期目安:7月上旬~7月中旬

※ 数台ですが、水汲み場に駐車場あり
※公衆トイレなし (深入山駐車場まで行けばあります)

ぜひ、このスポット情報を元に安全にホタルとの時間をお過ごし下さいね。最後にホタルを見に行く時のお役立ち情報です。当日はチェックして行ってくださいね。

ホタルを見に行く際に知っておきたいこと(当日編)

最後に、当日現地へ行って困らないために持ち物リストと観賞時の注意点の2つをご確認下さい。毎年行っているという方は「確かに~」と感じていただけるはずです。

ホタル観賞持ち物リスト

  • ライト類(暗闇を安全に歩くため)
  • 雨具(突然の雨に備えて持っておくと安心です)
  • 薄手のアウター(虫対策や寒い時に役立ちます)
  • 虫よけスプレー (ホタルにはかからないようにお願いします)
  • 飲み物や食べ物(お店や自動販売機のないエリアとなります)

ホタル観賞の注意点

  • 車での走行中はご注意下さい。(暗闇の中に人がいる可能性があります)
  • ホタルを捕まえたり、持ち帰ったりしないでください。
  • ライトやカメラのフラッシュを照らさないこと(周りの方とホタルへの配慮)

ホタルの旬な情報は、Facebookページをご覧いただくか、「道の駅来夢とごうち」にホタルマップを置いておくのでお立ち寄りください。新鮮な情報をお伝えできることかと思います。

スポットごとに標高差が異なる安芸太田町のホタル。時期により場所や種類が変化していきます。シーズンに1度だけではなく、数回見ることも可能なのが標高差がある安芸太田町ならではのホタルです。

ご家族や大切な方と一緒に季節限定の安芸太田町の美しい表情をお楽しみくださいね。

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