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入れるのは年2回、歴史ある日本庭園「吉水園」春の一般公開~レトロな加計商店街への旅~

美しい新緑と木々、そして池に浮かぶ葉が趣深い

2019年6月1日・2日と 8日・9日の土曜日、日曜日に、安芸太田町加計にある県名勝の庭園「吉水園(よしみずえん)」が一般公開となります。

1年の中でも初夏と秋の2回しか一般公開されない貴重な場所が吉水園です。

初夏の新緑が美しい園庭や歴史ある日本家屋の吉水亭を間近に感じることが出来ます。まるで京都の美しい庭園にいるような気分になれます。

また、この一般公開の日は吉水園のある加計の街で、木炭自動車館やキハ28の車両動体展示、出店などの催しものも行わるので楽しみがいっぱいです。

かつては 著名な俳人や作家、洋画家や内閣総理大臣も訪れた美しい日本風景でもある名勝吉水園。この時期しか見ることのできない 園内に生息する 天然記念物モリアオガエル、そしてレトロな加計の街とイベントについてもご紹介していくのでおでかけのご参考にしてくださいね。

庭園・家屋の美しい名勝「吉水園」

もみじの緑葉がまぶしく、美しい6月の吉水園

吉水園は、江戸時代に中国地方で鉄山経営をしていた加計隅屋(かけすみや)の16代当主である佐々木八右衛門正任が、この辺りの景観と地形に着目し、山荘として建設を思い立ったのが始まりでした。

庭園を作り上げるまでには40日間、半年後には園池を前に入母屋造(いりもやづくり)で茅葺屋根(かやぶきやね)構造の吉水亭が完成しました。庭園を見ると、これを40日でつくられたんだと当時の職人さんたちの巧みな技を感じることができます。

家屋もさることながら、美しく整えられた茅葺屋根(かやぶきやね) 。

吉水園ができて約250年経ちますが、これまでには3度に渡る大改修があり現在の姿となりました。広島市内でも有名な庭園「縮景園」を改修した京都庭師の清水七郎右衛門によって、改修が行われました。意外なところで市内との繋がりがあるんですね。その美しい園庭や風景は長い間、多くの人々から愛され、今日まで大切に見守り続けられてきました

それでは、多くの人々から愛されている吉水園の魅力を園庭を一周しながら探っていきましょう。

美しい園庭と園池「玉壷池」

緑一色の園庭と園池のほとりの道。

吉水園を語る上で、この園庭と園池「玉壷池(たまつぼいけ)」の存在はかかすことができません。

吉水園の表門から入ると、まず見渡せるのがこの園庭と園池の風景。

左手側に見渡せるこの景色を望み、さらに右手側の奥地に「吉水亭」の姿をとらえることができます。

順路通り歩いていくと、 少しずつ変化していく美しい園庭や園池の風景を楽しむことができます。

とご紹介してきましたが、吉水園の全体像が分からないと想像ができないと思うので、全体案内図をご覧ください。

案内図右下が入り口となる「表門」そこから反時計回りに歩きます。右上にあるのが「吉水亭」となります。(吉水園HPより抜粋)

吉水亭から眺める園庭と園池

吉水亭から見る美しい風景。多くの方が縁側で静寂を感じます。

しばらく歩くと、 法隆寺の金堂や玉虫厨子などにもみられる入母屋造で作られた歴史ある日本家屋の吉水亭に到着します。

この亭内から見る風景は絵画を切り取ったような世界です。また吉水亭の中二階からの遠望は、太田川と山並みを見渡すことのできる観賞のポイントのひとつです。

縁側に座って景色を見ると、まるで瞑想しているかのようなゆったりとした時間を過ごせます。緑の深く澄んだ空気をいっぱい感じながら、この場所でしか得ることができない感覚を味わって下さい。

自然の光が柔らかく、落ち着いた時間を過ごせます。

吉水亭を池の対岸から眺める

吉水亭を後にして先に進むと、土橋という橋にさしかかります。

ここまで来ると、吉水亭を池の対岸から眺めることの出来る場所となります。そしてこのあたりの場所からは、吉水亭と園庭、園池を一緒に見渡せるポイントとなります。

見渡す限りの緑の中で、存在感を増す吉水亭。

ここからの景観は写真を撮影される方も多い場所です。池を挟んで遠くに見える吉水亭に風景も、とてもきれいな一つの絵のような世界です。

このまま順路を行くと「松林案薬師堂」と「夫婦杉」となります。

そして裏門と小門に至り、元いた世界へと戻っていきます。

命を見守る「天然記念物のモリアオガエル」

吉水園の一般公開となる時期にちょうどピークを迎えるもうひとつのポイントは
天然記念物モリアオガエルの産卵です。カエルの産卵といえば、小さいころに見た畑の水の中を想像する方が多いと思いますが、モリアオガエルは下のお写真のように木の枝先に白い泡状の卵の塊を作ります。その理由は、なぜでしょうか?少しだけ考えてみてください。

池の周辺の木の枝先には一匹の雌に数匹の雄が体を寄せ合う。

この説明をするととても長くなってしまうので気になった方は、調べてみてくださいね。生命が誕生する瞬間もお見逃しのないようにしてください。

樹上で暮らすために発達した手足の吸盤が特徴のモリアオガエル

いかがだったでしょうか?吉水園の見どころや歩き方は分かりましたか?

この他にも吉水園の見所はまだまだあるので、実際に足をお運びいただき「自分だけの世界」も歩いて探してみてくださいね。

1年の間うちでも日数しか公開されない吉水園は、ご覧になる価値が十分にありますよ。

また、この吉水園が一般開放されている初週については、吉水園のある加計商店街でもイベントが同時開催されています。吉水園に行く前でも後でもお立ち寄り頂けるのでお楽しみくださいね。

加計商店街で行われるイベント

「木炭車の館」がオープン

みなさん木炭車をご存知ですか??今ではガソリンや電気で走る自動車ばかりですが、昔は木炭で走る車がありました。その昔懐かしい木炭自動車を見れるチャンスです。

昭和初期は戦争の影響もあり、燃料となる油や鉄などの金属を手に入れることが難しい時代でした。

そんな苦労の中生まれた、現在の省エネにも繋がる木炭自動車でした。レトロな旧車好きな方、映画「三丁目の夕日」に出てくるような古い車が好きな方は一緒に写真を撮ってみて下さい。

キハ28ディーゼル車両動体展示

今でも色鮮やかな、「キハ28」、電車好きは必見です。

加計の街中にある「太田川交流館かけはし」にて、可部線廃線によって現在では見れなくなった大変貴重な黄色い電車「キハ28」に出会うことができます。

乗り物や電車が好きなお子様を毎年笑顔にしてくれています。

また、太田川交流館かけはし周辺では、テント村も出店されているのでお腹も満たしてくださいね。

温井ダムの放流

2019年4月中旬から行われている温井ダムの放流も6月1日と2日で終了となります。

吉水園や加計の街を楽しむと同時に、最後の放流もお見逃しのないように。近くで放流を見たいという方は、水に濡れても大丈夫なようにお着替えやカッパ等を用意して行きましょう。

温井ダムの楽しみ方や放流の詳しい時間につきましては、コチラからご確認下さい。

吉水園の駐車場や場所、アクセスの方法

それでは最後に、1日しっかりと楽しめる吉水園や加計の街への行き方についてご紹介させて頂きますね。

車で来られる方は、加計スマートICで降車頂き、国道433号経由で約8分で到着します。

また、吉水園から温井ダムへも国道186号経由で約10分で到着するので近いです。

駐車場やイベント会場となる「太田川交流館かけはし」。

吉水園からも近い場所にありますが、駐車場がいっぱいになる可能性もあるのでお早めにお越しいただくことをおすすめします。

静寂で美しい吉水園、楽しいイベント満載の加計の街を満喫してくださいね。

グルメが好きな方はこちらも合わせてご覧くださいね。
 レトロでグルメな加計本通り商店街の旅【前編】

初夏の吉水園一般公開

日時:2019年6月1日・2日(土・日) 、8日・9日(土・日)の2週連続開催。

【場所】
広島県山県郡安芸太田町加計

【吉水園入場料】
大人200円(15歳未満無料)

【駐車場】
太田川交流館かけはし駐車場
※カーナビでお越しになる方は「太田川交流館かけはし TEL. 0826-22-2525 広島県山県郡安芸太田町加計3494-2」にて設定してください。

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